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『世代が変わっても、住み続けられる2世帯住宅』

※イメージパースです
西宮市 Y-HOUSE
2012年1月 着工
場所
兵庫県西宮市
敷地面積
19.73坪
延床面積
39.88坪
構造
鉄骨造3階建て
間取り
(2世帯)3LDK+1DK
その他 エコキュート

2世帯住宅(玄関共有・分離型)ということで、通常の戸建て住宅よりも決める内容は倍です。つながりや分離する空間、時間、視線、音など、より配慮しなければいけません。お施主様には積極的に内覧会やご自宅などで打ち合わせを重ねていただき、集まって住むことのいい面や、問題点など検討できたと思います。
お孫さんの誕生から始まったお家造り。毎日の生活を楽しめるお家になればと願っています。
  財津 財津 智之

敷地の特徴

大阪市住吉区帝塚山中現場写真   国道から少し中に入った住宅街。
前面道路は4mと少し狭く、旗竿地形状。
北、西側は駐車場。南側もマンションの駐車場となっている。

Y様との出会いは

お母様より「建替え」「2世帯住宅」について当社へ資料請求のご連絡をいただき、お家造りがスタートしました。
初めての打ち合わせは現地調査も兼ねて、西宮市の御自宅で行いました。奥様が出産を間近に控えられていたので、本格的な打ち合わせはY様ご家族が落ち着かれてからとなりました。
その後、お子さまと一緒にご来社いただき、当時のモデルハウスや完成内覧会などでMJHOUSEの建物を見てもらいながら具体的な打ち合わせを進めていきました。
2世帯住宅には様々なカタチがあり、大きく3つのパターンに分類できます。
1.独立二世帯住宅⇒生活空間を完全に分け、二世帯が独立して暮らす二世帯住宅。
2.共用二世帯住宅⇒二世帯が独立しながら玄関や浴室などを共用する。
3.融合二世帯住宅⇒多くの生活空間を共有しながら暮らす二世帯住宅。
今後のライフスタイル、敷地条件やコスト面について検討を重ねた結果、玄関は一緒にし、キッチンやお風呂などの水周りは各々別にする室内で完全分離する独立二世帯住宅タイプに決定しました。

鉄骨造にこだわられた理由とは?

構造体としての建物の寿命の長さ、1F〜2Fの世帯間の防音性、将来の間取りの可変性(リノベーション)を考慮し、 「将来、世代が変わっても孫達が住みやすいように」というお母様の思いから、 鉄骨造をご希望されました。
ただし、鉄骨造は木造と比べるとコスト面でかなり大きくなってしまいます。打ち合わせを重ねながらお家全体でコストバランスを取り、予算内で実現へ。また、鉄骨造の利点として、柱や耐力壁がないという点で、広く、自由な間取りを実現することができ、窓などの開口部の幅を大きく取る事も可能になりました。
  鉄骨造の基礎配筋の様子。
木造より深く、鉄筋も太くなります。

木造住宅の基礎現場
  建て方が終了した鉄骨造の構造体。
鉄骨造は柱・壁が少ないので間取りの自由度外部開口(窓)の自由度が高くなります。
木造住宅の現場より
 
ボルト接合部分とブレース部分。

実際の現場より
1Fは親御さん世帯の専用のスペースになるので、お母様と打ち合わせを行いました。
・ワンルームスタイルでも食事や生活の場と寝るスペースを分けたい。
・各種水廻り設備はすべて必要(キッチン、洗面、お風呂、洗濯、トイレなど)
・洗濯物の物干しスペースを確保してほしい。
・愛犬のスペースがほしい。
限られたスペースの中で独立した生活を快適に過ごしていただくためにも、スペースの有効活用が重要になります。まず、解体前のお家に行き、ご一緒にメジャーで家具や収納などの細かい寸法を全て測りました。
また、打ち合わせを重ねることで実際にお母様に必要な住宅設備は当社の一戸建て用の標準サイズではなく、少し小さめのもので大丈夫だということが分かりました。
打ち合わせ当初は木造の規格化された基本寸法(モジュール)で間取りを組んでいたものを、収納の奥行きや間仕切りの幅、畳寝室のボリュームなども含めさらに細かく寸法調整を行うことで、生活スタイル・間取りサイズに合ったお母様だけのベストな空間をご提案することができました。

※イメージパースです

建具は落ち着いた濃いめのブラウンをセレクトされました。

※イメージパースです

愛犬のスペースは収納の下に。
お母様セレクトのゲージの寸法を教えていただき、そのサイズにあわせて専用スペースを確保しました。

※イメージパースです

キッチンは当社の標準サイズより小さめのものに。
物干しスペースは居室を少し奥に引込むことで、外に充分なスペースを確保。
床面積を減らすことになるので、この決断はかなり悩まれたポイントでした。

※イメージパースです

寝室とダイニングの間仕切り扉は全開口となるよう3枚の扉は壁に収納ができる引き込み扉とし、居室の広さを調整。
全開口していただくと、約15畳の開放的な空間になります。

LDKの配置

2階、3階はご主人と奥様と打ち合わせを行いました。
奥様からのLDKへのご要望は
・家族の動きが分かるような配置。
・リビングを一望できるようなオープンキッチン。
・レシピを見ながらお料理がしたいのでPCコーナーが欲しい。
・使い勝手をよくするため、収納、家電の配置関係にこだわりたい。
・猫を飼っているので、扉は引き戸にしたい。
まず、階段の位置は家族の動きを知るためにもとても重要になります。
奥様、ご主人と何度も検討を重ね、必ずリビングを通って部屋へ行けるようにLDKをぐるっと回るタイプの直線の階段に決定しました。

※イメージパースです。
キッチンの吊り戸は、「オープンにしたい」というご要望どおり背面の壁に。その吊り戸の下には高さが腰くらい、奥行きが50cmの造作のカウンターを設置します。このカウンターは電子レンジや炊飯ジャーの専用の置き場所になり、下には測ってサイズを合わせたゴミ箱を設置します。余ったスペースには棚を設置して食器棚として使用していただけます。
アイデア次第で家具を新たに購入されるより、コストを抑えることができる場合があります。
このスペースについては冷蔵庫は右に寄せる?左の奥に置く?家族が取りだしやすいのは?奥行きがじゃま?などなど、カウンターの奥行きサイズと合わせてかなり悩まれました。
実際にキッチンに立って作業をしている姿をイメージしていただきながら、打ち合わせを進めていきました。
※イメージパースです
畳コーナーと階段の間は壁ではなく木の格子に。
MJHOUSEの内覧会(豊里6丁目M-HOUSE)や、HPの施工例(東大阪Y-HOUSE堺市K-HOUSE)で気に入られ、採用になりました。
色は落ち着いた濃い目のブラウン。
格子にすることで、死角になりがちな隅の畳コーナーからもリビング、階段が一望できます。

※イメージパースです

畳コーナーはお子さまのお昼寝スペースとしても活用していただけるよう、一番日当たりのいい場所に…

小さくてもいいので、畳コーナーがほしい!!

「座って本を読んだり、子どものオムツを取り替えたりできる畳コーナーがほしい!!小さくてもいいので…」とのご要望があり、「レイアウトは三角形?四角形?」などなど、家具の配置や使い勝手を検討した結果、約1畳ほどのサイズで階段横に設置することに決定。
下部には引き出し収納をつけて、子どものおもちゃはここへ!

※MJHOUSEの施工例です。

設置の希望が多い畳下の収納です。
高さを調節すれば、ベンチのように座ってご利用していただけます。

※MJHOUSEの施工例です。

畳ではなくコルクを敷いて、キッズルームとしてご利用されているお家もあります。

#42 大阪市東淀川区M-HOUSE施工例はコチラ

3Fはプライベート性を重視。

「部屋が小さくなってもそれぞれに部屋がほしい、3Fはプライベート性を重要視したい」との事から3部屋確保。現在はお子さまがお一人なので、その間はご主人の趣味のお部屋として使用され、将来もう一人家族が増えても部屋を与えれるようにし、収納も各居室に十分なサイズをご用意しました。
また、 将来は鉄骨造であることを活かし全て壁を取り払い、自由に間取りを組み変える大規模なリノベーションも可能です。

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