デザイナーズ住宅|大阪|注文住宅・リフォーム・自由設計【MJ HOUSE】
MJHOUSEで建てるお家の情報です。
住まいはそこに住む人の幸せな入れ物
| main | 『時間がゆっくりとながれる70年代のカフェを目指したお家』 大阪市東淀川区豊里6丁目D-HOUSE >>
『時間がゆっくりと流れる70年代のカフェを目指したお家』

※イメージパースです
 
2012年12月着工
敷地面積
23.53坪
施工床面積
34.31坪
構造
木造3階建て
間取り 4LDK+吹き抜け

4/20(土).21(日)
完成内覧会のレポートがご覧いただけます。
内覧会へ

今回のお家のコンセプトはお施主様のご要望により、70年代のゆったりとした雰囲気のレトロなカフェのイメージ。市内のカフェでランチをご一緒したりと、楽しい打合せをさせて頂きました。ありがとうございました。イメージをはっきりともってらっしゃるお施主様でしたので、そのイメージをどう共有するか、また住宅へどう落とし込むかが今回の打合せのポイントになりました。こだわりのお家で、楽しいお家カフェの時間をお過ごし下さい。   財津 財津 智之

敷地の特徴

自社開発分譲地。道路の端部(4m)で、周辺は戸建住宅が多く、高い建物がない静かな環境。この敷地は南北に長い長方形の形状で、北側から人、車のアプローチとなる。

ゆったりとした70年代の雰囲気を表現するために。

今回のお家のコンセプトはお施主様の強いご要望により、70年代のゆったりとした雰囲気のカフェ。市内にイメージにピッタリのカフェがあるとの事で、そのカフェへご一緒してイメージのすり合わせを行い、この雰囲気を出すためにどんな素材を使い、どのような色使いをするか、それをどう住宅へ取り入れるかが打ち合わせのポイントになりました。

2方向から光を確保するためのプランニング

今回のお家は北向きで南側と東側の隣地に建物があり、どうやって光を取り込むかがプランの課題となりました。
内観手描きパース
※実際に打ち合わせに使用したパースです。
  【東側】
16畳のLDK中央部分の東側に2畳の吹抜けを設けました。この吹抜けの東側の壁一面に大型の窓を付けることで、東側より光がダイニングへ届きます。また、窓は吹抜け上部に付けることでプライバシーも確保できます。
庭  

【南側】
南側にも建物が建っていますが、敷地が少し斜めになっていることを利用し、2階LDKの南西側を少し引っ込め、太陽の光が入るスペースを確保し、そこにバルコニーを造りました。これで南側からも光を確保できます。

     
2Fのバルコニーの窓
バルコニーの窓は開放的な両開き窓。
  このバルコニーの床は下げて、リビングからの段差(またぎ)を無くしました。床をフラットにすることで室内と室外の空間が一体化し、より開放感を感じていただけます。

寝室の圧迫感を感じにくくするするための工夫。

2Fのバルコニーの床を下げた分、1Fの真下にある寝室の天井の一部が低くなります。天井全体をそろえて低くするか、梁見せにするか検討を重ねました。「圧迫感なくすっきりさせたい」というお施主様のご要望により、天井の中央部分だけを下げ、それ以外の部分はできるだけ高くしました。(下図参照)
寝室   照明器具を付けると、低い天井がさらに低く感じるため、備え付けタイプのダウンライトをご提案しました。
ダウンライトはベッドで横になって、見上げてもまぶしくない位置に配置します。
照明をダウンライトにして天井をすっきりさせることで、圧迫感を感じにくく、すっきりとした寝室に。

サニタリーの収納計画

今回のお家のサニタリーは1坪ありますが、洗面室、脱衣室のスペースも兼ねている為、収納スペースを確保することが難かしくなりました。そこで、廊下から使える収納をご提案。この収納は隣接する寝室のクローゼットの一部を使い、制作しました。床から天井まである収納はタオルや下着、買い置きした洗剤類のストックも十分収納できます。
寝室   サニタリーのドアを開けると目の前が収納で、とても便利です。

キッチンエリアに主婦の工夫

キッチンの平面図 お施主様のご要望によりキッチンの横に横1820mmの大きな収納を配置。日常品のストックや掃除道具も収納できます。 また、キッチン奥には電話線やLANを完備した無垢材の造作机を設置します。ここはお料理のレシピを見るPCスペースになったり、お子様の勉強スペースとしてもお使いいただけます。
豊6D-HOUSE   開放感のあるオープンキッチン。
壁を無くすため、レンジフードはオープンタイプのものをセレクトされました。

キッチンの吊り戸はウッドワンのオーク材にチェッカーガラスが入ったものを設置。
チェッカーガラスにすることで、一気にレトロな雰囲気に。お施主様たってのご希望です。
※実際に打ち合わせに使用したパースです。    

ディティールにこだわったデザイン

70年代のカフェのような落ち着いた雰囲気造りのため、少しレトロな風合いになるよう色合いはブラウン系でシックにまとめました。無垢材、コンクリートブロック、アイアン、チェッカーガラス、漆喰の壁など様々な素材で雰囲気を出しながらも、ごちゃごちゃならないようバランスに注意しながら打合せを重ね、素材をセレクトしていきました。
現場の写真   キッチンカウンター
キッチンカウンターと造作机の天板は無垢の一枚板のものを使い、雰囲気の出る深いブラウンに塗装。
使うほどに味が出てきます。
キッチンの腰壁は、お施主様より「こんな風にできますか?」と、ご提案いただいたものです。コンクリートブロックを積み、素材そのままの仕上げに。
現場の写真   造作PCデスク
キッチンカウンターと同じ塗装仕上げの造作PCデスク。
電話線、LANの配線も完備しています。
現場の写真オーク   フローリング:オーク
2 FのLDK床材は幅120mmの少し幅広の無垢材・オークをセレクト(1F、3Fは通常の90mm)。幅広のフローリングは空間を広く感じさせてくれます。
オーク(ナラ材)
日本でも昔から馴染み深い木材です。木目がはっきりとして、無垢材らしさを存分に味わえる樹種です。 くっきりした木目と淡い褐色の色合いで充分な強度と耐久性を持ち、無垢フローリングの定番的人気を誇っています。
名古屋タイルイリーデ   名古屋タイル:イリーデ
空間のアクセントとして、キッチン背面側の壁一面にはタイルを馬目地状に貼ります。
何種類ものタイルのサンプルを取り寄せ、お施主様と何度も打合せしながら決めました。
下地の目地はシックな黒に決定。
漆喰の壁   全室 漆喰の壁
MJHOUSEでは漆喰はLDKのみが標準ですが、お施主様のご要望により、お風呂、洗面室以外はすべて漆喰塗りの壁に。
高いデザイン性と堅牢な持続性を持ち、人にも環境にも優しく快適な空間を提供し更に容易な施工性を備えています。クロスでは表現できない雰囲気があります。
詳しくは 「漆喰の壁」について

MJHOUSEの施工例:大阪市東淀川区
『空間を意識したメリハリのきいたお家』

↑ギャラリーでもご覧いただけます。
3F吹抜けのアイアン
  ロートアイアン
3F部分にもレトロな雰囲気を演出するため、3F吹抜けの手すりにはロートアイアンを設置。
何パターンもあるアイアンのデザインからお施主様が選ばれたものは、
サンワカンパニーの『サークル』
木枠は現地でお施主様に確認いただきながら、レトロな風合いになるように黒の塗装をしました。
2Fから3Fへの階段の壁にも同じデザインのアイアンがアクセントで入っています。
ロートアイアン施工例   ロートアイアンを設置した
MJHOUSEの施工例です。

大阪市住吉区帝塚山
『お家全体をトータルコーディネイト』

※詳しくはギャラリーをご覧ください。
玄関の収納   建具の取っ手
1Fの玄関収納の取っ手も雰囲気を統一させるため、ロートアイアンの取っ手に変更しました。
また、各居室ドアの取っ手はお施主様自ら選んでこられた黒いアンティークのドアノブを設置します。
細かいところにもお施主様のこだわりが。

外観

正面の塗装は数パターンの色見本からサンプルを作成して打合せを進めました。 お施主様が選ばれた色は濃いグレー。昔からここに建っていたような、懐かしい落着きのある佇まいです。
外観   外観
一番最初にご提案させていただいた外観パース。   サッシを黒に変更したもの。
外観   外観
外壁の色を少し変えてご提案したもの。   外壁の色味を変えてご提案したパース。
最終外観
4/20(土).21(日)
完成内覧会のレポートがご覧いただけます。
内覧会へ


| main |『時間がゆっくりと流れる70年代のカフェを目指したお家』 大阪市東淀川区豊里6丁目O-HOUSE>>

▲PAGE TOPへ